
火山性の温泉とは異なり、昔の草木などが地下水に溶け込むことによりできた冷鉱泉です。まるでお醤油やコーラのように真っ黒な黒湯は、とてもミネラルが豊富なんです。
大田区などでは至る所に黒湯が沸いており、他の地域でも目黒区、江東区、横須賀、鎌倉周辺から東京湾岸に沿って千葉県内房にも広がっております。深さおよそ数百m~千mの地下から沸く黒湯は、体の芯までよく温まり、浴後も湯冷めしないのが特色です。
| 源泉名 | さがみ湯 |
|---|---|
| 湧出地 | 東京都大田区仲六郷2丁目7番5号 |
| 泉質 | ナトリウム - 炭酸水素塩冷鉱泉 (低張性・弱アルカリ性・冷鉱泉) |
| 浴用の禁忌症 | 急性疾患(特に熱のある場合)、活動性の結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、その他一般に病勢進行中の疾患、妊娠中(とくに、初期と末期)。 |
| 浴用の適応症 | 神経症、筋肉痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、 痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病。 |
| 飲用の禁忌症 | 腎臓病、高血圧症、その他一般にむくみのあるもの。 |
| 飲用の適応症 | 慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病。 |
| 温泉分析書(甲2529号) | |
|---|---|
| 温泉名及び湧出地 | 源泉名 さがみ湯 |
| 知覚的試験 | 黒褐色殆ど澄明、弱塩味、微泥臭 |
| 湧出量 | 85.3リットル/分 (掘削、動力揚湯) |
| pH値 | 8.79(ガラス電極法) |
| 試料1kg中の成分・分量及び組成 | |||
|---|---|---|---|
| <陽イオン> | <陰イオン> | ||
| ナトリウムイオン | 415.8 94.86% | フッソイオン | 1.2 0.30% |
| カリウムイオン | 7.7 1.05% | 塩素イオン | 95.5 13.47% |
| マグネシウムイオン | 4.4 1.89% | 硫化水素イオン | - - |
| カルシウムイオン | 7.6 1.99% | 硫酸イオン | 0.6 0.05% |
| アルミニウムイオン | 0.2 0.10% | 炭酸水素イオン | 1025.1 84.13 |
| 鉄(II)イオン | 0.5 0.10% | 炭酸イオン | 12.3 2.05% |
| 鉄(III)イオン | - - | メタケイ酸水素イオン | - - |
| マンガン(II)イオン | 0.05以下 | メタホウ酸イオン | - - |
| <遊離成分> | <溶存物質計(ガス性のものを除く)1.881g/kg> | ||
| 非遊離成分 | 二酸化炭素 | 11.0 | |
| メタケイ酸 | 70.2 | ||
| メタホウ酸 | 7.3 | ||
| メタ亜ヒ酸 | 0.005以下 | ||
| 有機物 | 232.8 | ||